親なら誰しもが一度は思ったことがあるかもしれません。
『運動神経のよい子がほしいな~』
『私に似て運動神経悪くないといいな~』
『かけっこ一等賞にならないかな~』
誰もが憧れる運動神経の良い人。
自分の子供が運動神経が良かったら絶対自慢しちゃいます!
そこで、運動神経が良い子供を育てるにはどんなことをしたらいいのか
方法を調べてみました。

運動神経って遺伝なの?育て方なの?
ゴールデンエイジとは
ゴールデンエイジとは、子供の身体能力、運動能力が著しく発達する時期のことです。 具体的には5~12歳(年長~小学6年生)の期間。 体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることができる、一生に一度だけの貴重な年代をゴールデンエイジと呼びます。
(画像引用元:国立スポーツ科学センター|女性アスリート指導者のためのハンドブック「発育・発達について」)
この4系統のうち、「神経型」は運動神経の良さに大きく影響するもので、100%にいたるまでに多種多様な動きを体験して神経回路を刺激することが重要だと言われています。グラフを見ると曲線は4歳ごろから急激に伸びして12歳ごろには成人と同じほぼ100%に達していることから、この時期を「ゴールデンエイジ」と呼ぶようになりました。
ゴールデンエイジは、脳をはじめとした神経回路の発達が著しい時期です。この時期にいろいろな運動を経験しておくかどうかで、その後の動作の習得に違いが出てしまいます。
では、そのゴールデンエイジ期はどのように過ごせばいいのでしょう?
ゴールデンエイジ期における大切なこと
ゴールデンエイジ期はもちろん、乳児期からあらゆる運動や遊びを体験させることが大切です。
一日の運動・スポーツ時間が長ければ長いほど運動能力が高いという結果も発表されています。

今の子供たちは外遊びを全然しないからなぁ~
おすすめの運動遊び
多種多様な動きを経験することで神経系が発達していきます。
投げる・打つ・走る・跳ぶ・蹴るなどの基本的動作ができるような運動遊びが◎です。
5歳~9歳
ボールやフラフープ、縄跳びや竹馬、一輪車といった器具を使った運動遊び、キャッチボール、鬼ごっこ、だるまさんがころんだ、などであらゆる動きに挑戦してみましょう。
9歳~12歳
あらゆる動作を短時間で覚えられる時期。
自分自身の体を自由自在に動かせるようになります。
新しい動作がすぐに習得できる時期なので、いろいろな運動、複数のスポーツにどんどん挑戦するのがよいです。
なわとび、鬼ごっこ、ブレイブボード、バスケットボール、水泳、野球、バレーボールなど全身を大きく使うスポーツや心肺機能を刺激する運動がおすすめです。
長距離走やサーキットトレーニングなど、持久力を高める運動にも挑戦しましょう。
親の働きかけ
この時期を有意義に過ごすかどうかは、親の関わり方が重要です。
子ども達にとっては、楽しんで運動ができる環境づくりが大切です。遊びの要素を取り入れた運動から始めることで、夢中になって身体を動かすことができるようになるでしょう。
スポーツだけでなく、公園で思いっきり体を動かすなど外遊びをさせてあげることも意識しましょう。
運動神経は遺伝なの?
遺伝によって生まれ持った運動能力が高いということは間違いなくあり、スポーツ遺伝子の研究でも筋肉の特徴などは遺伝要素が強いことがわかっています。
しかし「走る」「跳ぶ」「回る」などさまざまな動きを経験すると、そのたびに、回路がつくられていきます。この回路のバリエーションが多いほうが、運動神経が高くなるということになります。
つまり、子どもの運動神経は遺伝だけでなく、幼児期の自主的な運動経験によって決まるということです。

やっぱりゴールデンエイジ期の過ごし方がとっても大切なんですね
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